Madama Butterfly

キラキラ輝くその笑顔


さららんサヨナラウィーク。本日は『タカラヅカ絢爛U』です。

ストーリー性の高いショー(オギー作品や)作品が元々好きなmahina。それは『絢爛U』も同様です。


キューバの海に満月が現れた頃、海から年に一度妖精たちが甦る。
彼らは一夜をルンバのリズムに乗って楽しく歌い騒ぎ、朝日と共に海へ帰っていく。
そんな妖精のポノポ(彩輝)と唯一の人間マリア(映美)の一夜の恋物語をベースに
妖精たちのカリビアンナイトを描いたショー作品。


ここでさららんはエレグアという妖精の役をやってました。
彼はちょっと特殊で、言えばストーリーテラー的要素を持つ妖精。
他の妖精が踊っている中、彼は(もちろん一緒に踊ってるけど)一夜の時間の経過を表す
時計を動かす役目があるのです。
時計が上手花道にあったので本舞台、というよりは花道(または本舞台の動いてるセットにいる)
という印象があるけど彼だけ特殊なので「おいしい」と思ったものでした(笑)
一人だけ服装も違って素足だし、まだ幼くてちょっとやんちゃないたずらっ子という印象。

初っ端から島の子供たちが遊んでいる中で一人、出てくるんですがその時の顔は
今、目覚めたかのように目をパチクリさせて可愛い。
そして何が面白かったって銀橋で特別出演の方々(貴城、瀬名)が歌っている時に本舞台で
セットに乗って上手から下手に動いているエレグアの行動!
フェロ(貴城)の運動(?)の場面は一緒に運動してるし(かなりすごい動作もしてましたが…)
ラサロ(瀬名)の銀橋場面は手を繋いでいく姿が弟分にしか見えなくって♪
アサコの後ろから小さく顔を見せる姿が可愛かったなぁ…(回想)
フェロがあいちゃんと銀橋で歌う所は本舞台でヘッドホンをしてノリノリで歌ってました…
(何の歌かは分からないけどギターを弾くまねもしてたから…ロック!?)

今パンフ見ながら思い出してたら振付の所に‘エレグアステージング、若央’と書いてある事を知る。
若央先生素敵だわ〜

そして最も印象的だったのが最後の「陽は又昇る」の場面。
一夜が明けて妖精たちが海に帰った後ポノポが現れる。
すると、妖精たちが太陽の男女として帰ってくる。
皆は真っ赤な太陽をイメージした衣装で総踊りした後、また海に戻るかのように
(太陽に溶けるかのように)はけていく。
ポノポもセリ下がっていく中、一人残された妖精がエレグア。
彼だけは太陽の男になってないんですよね。
一番最初に海から現れたエレグア、彼はやはり最後まで残った妖精で。
もちろん最後は海に戻っていくんだけどその時の表情が今までの明るいキラキラした笑顔
と違って物悲しそうで、でも何で皆が帰っていくのか分からないかのような表情をしてて。
もしかしたら彼は妖精なのに海に帰るという行為が分からなかったのかもしれない。
心の底からの無邪気さ故の無知な部分という感じでしょうか?(勝手解釈だな…)
とにかくその世界が変わった瞬間を見てしまったかのような表情が忘れられないのです。

さららんの持ち合わせるハイテンションで何事にも興味津々な一面がエレグアに
浸透したかのようなこの『タカラヅカ絢爛U』
内容も、さららんの持ち味を生かしたエレグアという役も大好きでした。

さて明日は…『絢爛U』で生かされた陽の持ち味とは正反対の、
でもmahinaが大好きなさららんの陰の一面を垣間見せる作品です。

2005.12.20