『THE LAST PARTY』(月組) お馬鹿さんな自惚れや
やっぱり好きです、この世界観。
宙と同じ作品だから飽きるかと思いきや2度目だし、
むしろ上手く租借できてより納得のいく結果で見れたと思います。
やはり1回よりも2回だな、観劇は(見すぎもどうかと思うけど)
それに演者が違えば印象もそれぞれなのは当たり前で。
一緒に行った友と「どちらも演者の出す色が違うから比べられないけど、
単純にスコッティは杏ちゃんの方が好き。」な結論(単なる杏ちゃん馬鹿)
後は歌上手な人が揃ってたから宙より聴かせてもらった印象。
ユウヒちゃんもかなみんもみっちゃんも普通に上手いものね。
(むしろタニの時だけドキドキフィルターロックオン)←天海氏みたいなもの
前回、宙の感想で景子先生のこだわりについて述べたけどあと一つ
加えるとしたら‘スキンシップ’
抱擁の代わりに手の触れ合いを大切にしてるように見えました。
スコット&シーラにしても、ゼルダ&エドゥアールにしても互いの関係性を
手の触れ合いで表しているような気がして。
親しみのある、憧れ、尊敬、な愛であっても互いを喰らい尽くすような破滅的な愛まではいかない。
そこがスコット&ゼルダの関係性との違いかなとふと思ったのです。
あとの基本的な世界観は宙の時に書いたので省きます。
ので今回は演者語りメインで行きます。
【大空スコット】
やはりタニとの大きな違いは大人な余裕かな。
タニがいっぱい×2感を前面に出したとしたら、ユウヒちゃんは普段は余裕ぶってるけど
ふとした時に突然負の感情が湧き起こってアウト、という印象。
あと自分の見せ方がよく分かってると思いました。
さり気無い表情、仕草がやたら惹かれる。mahinaが一番ズキュンときたのはオープニングのダンスで
「〜ダンス!」と言った後の怒ったように噛み付くような表情と、
ゼルダをからかう時のいたずらっ子のような表情。煙草をくわえるのも何気に好みだったり。
いやいや、べた褒めです(笑)
【五峰シーラ】
シーラは五峰さんしか考えられない位ピッタリな包容力のあるお姉さん。
お母さん以上恋人未満な関係ってすごく大変だったと思うけどそこはシーラ
の包容力あってこそ成り立ったんでしょう。
この作品の中で一番尊敬する女性。
【嘉月マックス】
今回下手の2列目(奇跡)だったので目の前にえりさん、という事ばかりで。
いつも以上にえりさん直視(笑)相変わらず渋くて格好良いです。
光の加減なのか、髭の効果か分からないけど一瞬クラーク・ゲーブルの様にも見えました。
マジ格好良過ぎ。あんなおじ様熱望します。
【一色医師】
夏さんの医師がスマート&エリートなら一色さんはほんわか&のびのび。
そんなに出世は望んでないんです、みたいな(どんなだ)
ゼルダに明るく声を掛けててふわっとした空気になりました。
わずかな出番でこんなに印象違うんだから驚き。
【彩乃ゼルダ】
演者でこうも変わるのね、な印象No.1な方。
全体的にきついかなという印象を持ちました。
でもそれは本当の自分を見せない為の防御壁のようなものであって。
だからこそその後の破滅の道(who am I とか睡眠薬のくだりとか)が切ない。
るいちゃんが明るく(?)発散的に壊れていくとしたら、
かなみんは静かにでも確実に壊れていった感じです。
個人的にはるいちゃんの方が好きなんですけどね。
でももしかしたらそれは演技的にOKなだけで、リアリティがあるのはかなみんの方かもしれない。
本当にいそうな壊れ方だったし。それだけ芝居心があるという事かな。
アーネストと初めて会った時の握手が心底嫌そうに反射的に手を離したのが印象的。
彼女は受け入れなかったんだなぁ、アーネストを。
確かに風貌からスコットとアーネストは逆だし、自由と美を第一とする彼女だったら
あんな拒否反応もするかもしれない。
【北翔アーネスト】
宝塚ではさららんがやってたのよね、ヨヨヨ…と悲しむのは置いておいて
唯一今回のみの参加な、みっちゃん。
今までの役にないイメージでギャップもあって好印象。
思えば昔は(新公で)アクの強い役やってて似合ってたし。
あひちゃんの時もそうだったけど今回はそれ以上にパッションを感じました。
だからこそ最後が自殺という事実はあひちゃんの時よりは受け入れらず。
アーネストならではの弱さが見えなかったなぁ。
成功や強さを強く出しすぎた感がなきにしもあらず。
でも黒めの化粧に白い歯は爽やかだった〜
あと本当の肉を食べてるとは思いませんでした、咀嚼してから話してね(笑)
【涼城スコッティ】
まりなちゃんも可愛いが…やはりスコッティといったら杏ちゃんなのデス!
それにしてもスコッティって何歳なんだろう?小学生?中学生?
【真野エドゥアール】
新公主役を経てきてるからかやけに自信みなぎる2枚目役。堂々としてていいなぁ。
あの目つきは自分がゼルダだったらさらわれる(ありえませんから)
でも好みだったのは実は七央さんでした。意外性もあるのかなぁ?
めおちゃんより大人で静かな色気があったのよ。
【天野秘書】
結構茶目っ気たっぷりで可愛いんだけど見た目は綺麗なお姉さん。
思えば彼女が「バーボンストリート…」でギャングの女の子やったんだよね。
両面持ってるなんて素敵。
【青葉ローラ】
mahinaはみちるちゃんファンなのです…だからごめんなさい(先に謝る)
めちゃくちゃかーわーいいー!!(叫)
癒しキャラでちょこっと行動やら言動がおかしくて。
もうナイス!なんてもんじゃないデスヨー!
ローラがもうスコットを見てられないと辞職する時も彼女なりの優しさが
じわじわきてそれだけで胸がつまりました。
きっと一番身近で仕事を見てきた人だもんね、
仕事面での辛さが一番分かる人だったんだろうなぁ。
【妃鳳ロイス】
ちょっと化粧が変わったかな?初めこころ嬢だとは気付きませんでした。
でも今のナチュラルメイク&ナチュラル芝居の方が好きです。
【綾月記者】
彼女は芝居心がある、mahina好みの役者さん。今後も芝居スペシャリストとして頑張って欲しいです。
浮かれた内容ばかり聞く記者の中で一人だけ批判的な意見を聞く彼。
その時の表情が宙は嘆くように悲しげだったのが、
綾月氏の場合は見下した皮肉感満載でそんな違いも面白い。
【紫水看護婦】
フラッパー女子や流行記者も良かったけどそれは今までの彼女を見てたら
いいと分かる事で(=お得意な役柄)
むしろ二幕だけちょこっとの看護婦が新たな一面を覗けて良かったです。
静かに優しい役もいいなぁとしみじみ。
【彩央ボーイ】
初演当時まだ下級生だったから役がたいしてないのは可哀相だけど、
色んな所でちょこちょこ出てきてアンサンブルとしてはなかなかの印象に残った人。
【明日海学生】
単純に明日海りおちゃんもファンなんです、だからごめんなさい(またか)
めっちゃカッコかーわーいいー!(絶叫)
あの学年にしては化粧がめちゃくちゃ上手くてヤバイ。
若手でこんなに惚れるのはりおちゃんぐらいです。
少年もスコットとの自然なやりとりが心地良くて(正塚先生のおかげかも)
これからぐんぐん伸びていくんだろうなぁ…
全キャストに感想って「花供養」以来かも。ビバ、少人数。
あと今日は客席にジェンヌさんが来てました〜♪
まず分かったのは月組のエンカレ担の下級生(名前は分からないけど)
そしてその後来たのは…な、なんとあの姿は…安蘭けい氏では?
トウコだぁぁーー!
同じ列のセンター(自分は下手)で結構近くから拝見してしまいました。
めっちゃ細いし小顔だしオーラ放ちっぱなしだし。
ああジェンヌって感じ(ジェンヌだし)
そんな小ハプニングも嬉しい、月組観劇でした。