Madama Butterfly

『ファントム』1 待ってた甲斐がありました…


今日は宙組「ファントム」を初観劇しました。
こんなに思い入れて見たのは初めてかもしれません。
実は大阪でやっていた時から情報は入ってきてたけど、「最後のシーンが意外な事になるらしい…」と
聞いてから約3ヶ月間自分の耳をふさいで情報をシャットアウト!!
テレビとか、雑誌とか、友人の話とかもその重要なシーンは見ず聞かずして過ごした日々は長かった…

やはりそういうシーンは絶対知らない方が衝撃度が増すから!
そして今日観て……自分頑張って良かった〜

あの最後のシーンにはびっくりです。
そして何より『ファントム』いい作品だ(しみじみ)
宙特有の‘トップコンビのラブラブ物語’じゃなくて‘親子の絆物語’になってたのがなにより良い!
舞台装置もちょっと不思議な雰囲気なんだけど綺麗さを残しているのは宝塚ならでは。
シャンデリア落ちは意外と小さく終わってしまってあれ?だったけど(笑)←でも忠実に再現したし

やっぱり「オペラ座の怪人」と言ったら劇団四季のイメージが高いから宝塚でどうイメージを崩すのか
プレッシャーが大きかったと思います。だって主役が醜いって宝塚ではある意味ご法度。
それを仮面を見事に利用して心理描写をさせた演出、お見事。
考えて見れば『ブラックジャック』の時も傷があったもんな…(この方が衝撃が強かった)
とても美しく、夢を見ていたような『ファントム』良かったです。
後は覚えてる事を…

タカコファントム、やっぱりこの人は美人さん…傷があっても気にならない。
歌は上手いんだけど、猾舌が気になる。(まろやか?な感じ)
今までは受身な役が多かったからこれは彼女の代表作になるでしょう。
クリスティーヌが傷を見て逃げた後の唸り声(?)がとっても身に沁みて切なかった。
その一声で後悔と絶望と悲しみが表現されてました。後ろ向きなのも良し(演出じゃん)

ハナクリスティーヌ、かわいい〜!!久しぶりにこの人にキュン♪となってしまいました。
無垢って感じが良く出てたね。お芝居上手いです、やはり。
でも、でも…ひどい…傷見てびっくりしたかもだけどそんな顔して逃げなくてもいいのに
アナタのその行動がファントムを絶望へと貶めた事をクリスちゃんは気づいているのでしょうか…
彼女のその後も気になるなぁ?とりあえず二度と舞台では歌わないだろうな。
彼の墓前にだけ歌を歌いにやってくる。のかな?

ジュリキャリエール、アンタいいよ!!最高だ!!!
この作品ではジュリちゃんに泣かされました(おいおい)
一部はインパクト全然ないんだけど二部で本領発揮(?)
銀橋でファントムに息子だと告白するシーンは拍手が鳴り止まなくてびっくり。
2階席から見るとキャリエールがファントムを包み込むような抱き方をしているのが分かって
(それも少し驚きつつ)号泣…
ファントムを撃ってしまうシーン(今まで頑張って聞いていなかった所)は開いた口が閉じなくて。
気持ち的には分かるんだけど、なんかやりきれなくて声を挙げて泣きたくなりました。
重い、重いよこの作品。
一瞬フィナーレいらん!と思うもののきっとずっと引きずるんだろうなと思い直してみたり。

トウコシャンドン伯爵、ストーリー的にはあんまり活躍せず?
でも彼女の魅力はめいっぱい楽しみました。
街で初めてクリスティーヌと出会った瞬間の顔、忘れられません♪
今まですましてた顔がぱぁぁっと明るくなるんだな。男役なのにキュン♪
ビストロのシーンも彼女の美声に驚きと納得の微笑ましい表情をしてもうメロメロ。

出雲カルロッタ、相変わらず多めな出番だけどこの人以外には考えられないキャスティング。
今回は納得の役作りです。(そのお隣の鈴鹿さんが小さくて可愛らしい支配人だった)

従者、もう格好良すぎるから〜!!若手のいい所を持ってきてかなりの役得だと思います。
あひちゃんやともちんが可哀相とまで思えてしまったり。
一押しの和涼華さん、かぁっこいい…でもいまいち全体に分かってないので次回要チェック。

ポッポさん、振付師らしいんだけど、陰湿な感じで(服も黒だし)なんだ?と思いましたが
存在感がとってもあって良かったです。格好良い大人の女だね。


とりあえず、あと2回観劇予定。まだ周りが見れていないので今度は全体をチェックしたい所。
あとは、はっちゃん語りしたいけど(ジュリちゃんに続く泣かせ所の人)…
もう一回冷静に見たいからその後で。

2004.7.29